私は2013年にフジ物産へ中途入社して、エネルギー事業部で部内のDX化などの仕事をしています。前職は車のディーラーで営業職でした。とてもやりがいを感じていたため、昼夜問わず仕事のことばかり考えていました(笑)
しかし、30歳を過ぎ今後のライフイベントを考えると「このままでいいのかな?仕事だけでなく女性としてのプライベートも充実させたい!」と環境を変えるために転職を考えはじめました。
そんな時、フジ物産で働いている知人から「一緒にやらないか?」と誘いを受けました。社風、理念、働いている人たち・・・色々話を聞いているうちに、「ここで働きたい!」という想いが強くなっていきました。そして何より社長が女性ということ。私が求める女性としての働き方の答えがこの会社にあるんじゃないかと思えたのです。
結果、今は時短でリモートワークをしながら責任もある仕事を任せてもらい、双子の子どもを育てています。思い返すと、転職して本当に人生が変わりましたね。昼夜仕事に明け暮れて「結婚はしなくてもいいか」というテンションだったわけですから(笑)
思えば、前職はなかなか女性が働くには難しい環境だったのかもしれませんね。繁忙期は遅くまで残業になってしまうこともあるし、なかなか「上まで意見が通って挑戦をどんどんできる」という環境でもありませんでした。
活躍している女性の先輩もいましたが、「出産・子育てをしながら」という方は少なく、私がチャレンジしようとしている働き方のロールモデルとなる方はいませんでした。「それなら自分が先駆者として切り拓いていこう!」とも思ったのですが、中々難しかったですね。やっぱり会社の理解や応援してくれる仲間がいないと。今は周りに応援どころか助けられていて「幸せ者だな~」と感じています。
今は家庭を大切にしながら、パフォーマンスが出せる働き方をさせてもらっています。私が求めていた女性としての働き方が着々と実現できています。もちろん、最初から上手くはいかなかったのですが、状況が好転したあるエピソードがあります。実は育児休暇が終わり仕事に復帰した直後、育児と仕事の両立に毎日疲弊していました。
でも、世の中の働く女性は同じ状況でも頑張ってるんだから弱音は吐けない!と思っていました。そんな無理をしている私にいち早く気づいてくれたのが社長でした。「顔色が悪いけど大丈夫?無理しないでもっとまわりに甘えていいのよ。」と声をかけてくれたんです。私は周りに頼ることが苦手なタイプなんですが、社長にはお見通しだったんですね。
おかげで一度立ち止まることができました。そして経営理念である「利他の心」を強く実感しました。世の中がどうかとか、会社のためにではなく「私」を一番に考えてもらえていると感じました。
子育てしながら働く女性は周りに頼らないとやっていけません!私の次の目標は、社長が私にしてくれたように、私が次の世代の女性を見守っていくことです。ぜひ、私の様に仕事もプライベートも充実している働くお母さんが増えることを願っています。
今も産休前と同じくエネルギー事業部で働いています。エネルギー事業部は「エネルギー・モビリティ・コミュニティを通じて、 持続可能な社会を目指し、未来の子どもたち、みーんなを笑顔にする!」です。このパーパスを決めはじめる時に、脱酸素・SDGs、地球の環境問題などが世間で取り上げられている中で、事業を通して何ができるかというところから考え始めました。
私が一番思い入れがあるのは、「未来の子どもたちみんなを笑顔にする」部分です。やっぱり子どもがいる影響が大きいと思います。正直、子どもが生まれるまでは未来の環境についてあまり考えたことがありませんでした。今は、私の生活の仕方、社会のエネルギーの使い方、循環のさせ方が子どもたちの将来につながっていることがすごく実感できています。
このパーパスを実現するためのエネルギー事業部ですが、仕事は多岐にわたります。私はお休みをもらうまでは自社の太陽光発電所を建設する仕事をしていました。復帰後はガラっと変わって工務店さん向けにお客さんに対して太陽光発電を提案させていただくような営業をしていました。
パーパスを実現するためにエネルギー事業部は様々な事業をおこなっています。その中で、私は新設されたイノベーション推進課で課長を任されています。私たちの目的を達成するためには、私たち自身の成長が欠かせません。
そのために、部内にある問題を解決したり、DX化を進めたり、営業職のみなさんが最高のパフォーマンスを発揮できるようにサポートしています。「私たちはまだまだ挑戦できる!」そう思っています。
部内には経験豊富なメンバーが揃っています。そんな私たちのもつ経験に、みなさんの新しい発想が掛け合わさると面白いんじゃないかと思います。「チャレンジ大好き!」「誰も思いつかないようなアイディアを出してみたい!」そんなポテンシャルをお持ちのみなさん、ぜひ一緒にお仕事しましょう!